映画鬼滅の刃【無限城編第一章】をオランダで観ました!

皆さん、鬼滅の刃はお好きですか?
ざっくり説明すると、ある日一家が鬼に襲われ妹が鬼になってしまい、妹を人間に戻すために主人公の兄が生死をかけた闘いをしていく。。。

鬼滅の刃が日本で流行り出したのは2019年。この頃すでにトントンファミリーはオランダに移住していたので、日本の流行から遠ざかっていた時期でした。というよりも厳密には、オランダの暮らしで忙しかった、というのが正しいかもしれません。

オランダに来て数年の間は、異文化体験をひたすらにしている状態で、いろいろな壁にぶつかって砕けて、乗り越えて・・・そんな日々でした。

ちなみにこの頃ちょうどコロナが流行り出した頃で、オランダではいろんな措置が取られていたためにあらゆる娯楽がなくなり、外出が制限されていてすごく大変な時期でした。

それから2年ほどして・・・・

鬼滅の刃の映画がオランダで公開される

そんな話を耳にしました。

無限列車編、というらしい。

・・・え?・・・というらしい??

えぇ、そうなんです。実は僕は全く興味持ってなかったんですよね。

・どうやら日本でものすごく流行っているらしい
・鬼と剣で、なんとかの呼吸って技で戦うらしい
・緑と黒の模様がシンボルらしい

・・・・くらいしか知らないトントンでした。(マジです)

と、いうのもですね。「遠く離れた日本で流行っていること」ってどうしても距離感があって、興味持てなかったんですよね(個人的意見)。動画配信サイトでもオランダからアクセスしている限り、視聴できる日本のアニメやドラマは制限がありますし(VPN張れば問題ないんですけどね実は)

だから、ほぼほぼ話は知らないし、この映画はどうやら番外編みたいな映画オリジナルではなく、本編に直接繋がってるらしい、ということだったので尚更興味を持てなくて、この時、観なかったんですよね。(今はひたすら後悔してますが)

閑話休題、実はオランダでは日本のアニメ映画がオランダで公開されたことは何度もあります。『君の名は』 『天気の子』あとジブリとか。

この時も僕はやっぱり観なかったんですね。オランダで日本の映画が観れるって結構すごいことだと今は思うんですけど、あの頃は実際、そんな余裕が心にもなくて、それよりも今目の前にあることに縛られていました。

・・・・それから数年。オランダ生活も地に足がついてきて、身体的にも精神的にもある程度落ち着いてきた最近、やっと観始めたんです。そう。鬼滅の刃。

オランダの動画配信サイトNetflixでVPNを貼らなくてもみれるってことで、5シーズン全てを時間をかけて観ていたんですよ。一話終わると勝手に次の話が始まるので、延々止まらなくなって寝不足になったことが何度もあります・・・・。(僕だけじゃないはず!)

*VPN = Virtual Private Network(IT用語)
インターネットにアクセスする時、どこからアクセスしているのかを判別されていて、これによって国で制限がかけられます(例:EU圏内からYahooが一切見れません)。
それを指定国からのアクセスに見せかけさせるものです(合法)。日本からアクセスしているように機械に誤認識させて、日本国内限定の動画やニュースが見られるようになります。

移住当初、周りが「なんとかの呼吸!」とか「タンジロウ」とか言ってた時に何の興味を示さなかった僕が、

今になって、「全集中!」とか言い出したり、「煉獄さんやばい!」「蟲の呼吸・蛇の呼吸とかもはやなんでもありじゃね?」とか、「善逸うるさい」とか、その人物の考察とか、制作背景とかもう細部まで調べてしまうくらいに。(鬼滅の刃を見ていない人、ごめんなさい)

あの時なぜ見なかったのか

かなり悔やみました。

いや、動画配信サイトでアニメ版も映画無限列車も見ましたけどね?映画館で見たかったじゃないですか(今更)。後悔先に立たずとはこのことか。。。中学校の時の先生よ、なぜもっと真剣に教えてくれなかったんだ!(他責甚だしい)

漫画ではすでに完結しているので、結末は知っています。ただ、そのストーリーに組み込まれたいろんなことが気になって仕方がないのです。

この話は単純に「人間vs鬼」ではないんです。そこが人気たるが所以だと思います。作中の鬼は「正」か「悪」かで言えばもちろん「悪」なんですが、悪になりきれてないのがいたり、なぜ悪になってしまったのかの背景を知ると共感できる部分があったり、道中出会う仲間やサポートメンバーはなぜ鬼と戦っているのか。

登場人物のほぼ全員に綿密な背景設定があり、そのエピソードや想いを知ると、自分自身の人生経験で似たような思いをしたこととか、いろんなこと考えちゃって、全てとは言わずとも共感できることが多いんだと思います。だからこそ人気なんだろうなと。

ただ単に、話を追うごとに強くなっていく主人公。それに伴って強くなる敵。増える仲間。色々あって最後のボスと戦って勝つ。

だけじゃないんです!まだ見たこと無い人は是非!!

2025年7月、ついに「鬼滅の刃 無限城編第一章 猗窩座再来」が日本で公開!

2024年6月30日に「柱稽古編」のアニメ放送が終わり、1年経って2025年夏に続編がついに映画で公開されました!

日本で

えぇ。日本で。当たり前です。日本の漫画・アニメです。そりゃ世界最速公開は日本ですよ。下手すれば日本でしか公開してませんよ(卑屈)

トントンは2025年の夏、一時帰国していないんです。コナンも観れてませんが、鬼滅も見れない。。。。なんて日だ!

前回の「無限列車編」は、映画公開後にアニメシリーズで再編して放送された、という背景がありますので、この「無限城編第一章」もいつかアニメシリーズが公開されることを期待し、また動画配信サイト等で映画が公開されることを期待して毎晩涙しながら日々を過ごしていた矢先。。。。。

オランダ全土で9月11日に映画館で公開!

そんなニュースが飛び込んできました!しかも、吹き替えせずに日本語のまま!声優陣のあの声でオランダの映画館で鬼滅を観れる!!(英字幕の上映)

公開日は木曜日。平日は避けて土曜日のチケットをすぐに購入し、映画館に行くその日まで、全てのストーリーを動画配信サイトで復習しました。この一週間は鬼滅のために仕事を頑張りましたよ!どんなに辛いことも、炭治郎たちに会うために乗り越えましたよ!!

そして、いよいよ迎えた土曜日。Uniqloで買ってきた善逸Tシャツを着込み、体力を万全にして映画館へ・・・・

映画館の入り口ではしゃぐトントン (2025年9月13日(土))
館内で無料ポスターを発見!(映画館Kinepolis版)
「Demon Slayer, Infinity Castle」

「鬼滅の刃」の英語タイトルは「Demon Slayer」って言うんですね。「無限城」は「Infinity Castle」。なんかやっぱりニュアンスは違うかな・・・日本語の鬼滅っていう言葉を英語に直すのは難しいですね。ちなみにオランダの映画館では基本的にグッズ販売やパンフレット販売がないので、このポスターを発見したときは泣いて喜びました!(もちろん持ち帰りました)

ポスター見つけてはしゃぐトントン

2時間半の長丁場の映画。予習していたのでどこまでの話なのかは分かってましたが、もうそれでも大興奮ですよ!感動ですよ!漫画に忠実でありながらufodable社の演出がやばい!

鬼滅の刃は漫画ですが、個人的にはアニメや映画で、キャラクターが動いてこそ真価が発揮される作品ではないかと思っています。水の呼吸の水の描写、雷の呼吸の雷、その他の技、血鬼術の視界、など・・・・そして何より無限城。あの異空間はこの映画でこそ味わえるものだと思いますね!

漫画で読んでいる時に勝手に声優さんの声を頭の中で聴いてましたが、それが実際鼓膜に響くともう、すごいんですよ。そして何よりも僕が感動しているのは、

これをオランダで見ているという事実

僕が観た回ではなんと、僕以外全員オランダ人!普通に日本語が流れていて英語字幕。日本語表記の看板や鬼の目の数字も、その表示されているタイミングだけ英語字幕が表示。

鬼滅の刃ってセリフ多いんですよね。だから早いんですよ字幕。言い回しやタイミングも難しかったとも思うんですけど、あの字幕の速さで追っかけられてるオランダ人すごいなと思いましたよね。

僕もバイリンガルなので、最初は「どう訳しているのか」を気にして読んでましたが、あの速さで見るのは結構疲れます。でもオランダ人は英語字幕自体に慣れているんだろうなと。。。さすが英語を母国語としない国民の英語力世界No1の国オランダ。

そしてオランダ人は自由で有名です。えぇ自由なんです。上映中でもしゃべります。スマホいじる人もいます。ポップコーンむしゃむしゃ。お菓子の袋の音ガサガサ。なんなら前の席に足を乗っけるくらい足が長い人たちです(男性平均身長185cm・女性平均身長172cm)。

うるせーよ

えぇ。僕はこの日を楽しみに生きてきました。オランダ生活8年の中で一番大事にしてきましたこの日を(その次に息子の卒業式)(嘘です)

それがまたオランダらしいというか、「まぁオランダなんでね」ってところで、気にしてたら負けです。この限られた2時間半という時間を思う存分堪能しなければ!!!

息を呑む戦闘シーン。無限城の異常な広さ。散り散りにされた仲間たちが向かっていく先々で出会う鬼。水がほぼ見えない村田の回転技。童磨(どうま)の異常っぷり。胡蝶しのぶの確固たる意志。善逸の兄弟子の獪岳(かいがく)、そして因縁の相手、猗窩座(あかざ)。義勇さんの初戦闘シーン。主人公が「透き通る世界」に突入!

・・・と盛り上がってきた1時間40分あたりで休憩

そう、オランダの一部の映画館では10分休憩が入ります。この間にトイレ休憩したり、館内歩いてポスター見てみたり、飲み物やお菓子を再購入したり。この休憩はありがたかったです。大興奮の時間でしたが、漫画とは違い、頭の理解が追いつかない部分があったりして少し脳は疲れていたのでリフレッシュして後半へ臨みます!

やっぱりうるせーよ

・・・・休憩でリフレッシュできたのは僕だけではないんですよね(汗)。場内にいたオランダ人たちもリフレッシュしてるんです。話すわ、お菓子をまた買ったのかガシャガシャやってるわ、なんかずっと咳き込んでる人いるわ、すっごく静かな緊張のシーンでなぜかしゃべり出す人いるわ・・・・

やめてくれ

・・でもそんなの気にしてたら負けなんです。この空間を!目の前に広がる鬼滅の世界を!今味わっておかないと、一生後悔する!!!!!

後半はほとんど猗窩座(あかざ)の思い出話でしたが、漫画で読んでいたあのストーリーとちょっと違う部分があったりもしつつ、ほぼほぼそのままで、「なぜ猗窩座は鬼になったのか」が映像で解説されるともうね、感無量です。そして進化しそうになっていた猗窩座は結局・・・・・

はぁ。見終わって余韻に浸って、もらってきたポスター眺めて・・・・いろんな記事で「映画のポイント」とか読んだりして・・・・

初見では気づかなかったいろんなことが実はあの映画内にあることを知りまして、気づいたらスマホ片手にチケット買ってましたね。

翌日の日曜日、来ちゃった(はぁと)
日曜日もポスターゲット!
2夜連続の鬼滅の刃・無限城編(オランダにて)

2夜連続「鬼滅の刃・無限城」

(*金曜ロードショーのように読んでください)

初見だとどうしても画面にいるキャラクターに視点や意識が集中しますが、2回目となるとそれ以外に目を配る余裕が生まれます。背景の作画や戦闘シーンのエフェクトの細かいところ、CG細部、などなど・・・あぁあれはこうなってるのか・・・と。

初回では頭で追いつくのが大変だった「現在」と「過去」の境界が、2回目では構成を理解してるので「ここから過去編」と分かっている状態で見れたので、落ち着いて見れました。

今までの人生で、2夜連続同じ映画作品を見たことはありません。そんな行動をさせてしまうくらいにこの作品はすごい・・・・。

ちなみにこの無限城編は「第一章」と謳っている通り、完結していません。映画は3部作で完結と予告されていて、その1作目になります。

前回の「柱稽古編」から1年経っての今作公開。おそらくこの内容をもうちょっと詳しくしたアニメシリーズが来年公開。その1年後に続編「第二章」が公開かなぁと・・・勝手に思ってるんですが、つまり次回作まで2年あるとなると、、、、、

待ちきれない!

いや。待ちますけどね?その頃オランダにいるのかな・・・。最終話の映画が出る頃は4年後?トントン50歳手前になっちゃう・・・・アラフィフトントン、鬼滅を見る体力あるんだろうか。。。

皆さんは観ましたか?
感想いただけたら嬉しいです。

僕の中で一番心に響いている言葉は

善逸「心の幸せの箱が「幸せ」で満たされたら、あふれた幸せを他に人に与えることができるんだ。でもその箱が壊れていたら決して満たされることはない。どんどん幸せが溢れていく。それに早く気づいてすぐ直さなければ、どんなに与えられてもどんどん零れていく」

一言一句は違うかと思いますが、かなり心に響きました

と、そんなこんなで長々と書いてしまいました。
オランダの映画館で鬼滅の刃最新作映画を見れたことの感動を伝えたくて、記事にしました。

今後は動画以外にも、動画捕捉情報とか、日々色々と思ったことなどを記事にしていこうと思います。

ではまた!Tot Ziens!

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Tonton Train // トントントレイン

オランダ在住動画クリエイター。2児の父。最近は #アザラシ幼稚園 界隈で活動中。オランダのアザラシ保護施設を応援します!Vlogやオランダ教育のことなどをYouTubeでアップしています