トントンはオランダに移住して5年目を迎えています。
移住した当初は生活するために必要なこと(住宅はもちろんビザや銀行・学校・税金関係など)をやるだけで精一杯でした。
あっと言う間に5年が過ぎ、フリーランスから転身し現地就職・車生活となり日々が落ち着いたタイミングで、ずっと行きたいと思ってた場所がありました。
エフテリングって?
オランダに住んでいる人、およびヨーロッパ近隣国の人ならほぼ全員が知っているとも言われているエフテリング(De Efteling)
それはオランダ最大の遊園地にして、最も古いテーマパーク(1952年5月31日開園)の一つ。2022年は70周年を迎えます。
大人が子供の頃に一回は訪れた事があり、その子供たちを連れてくる・・・という、愛されまくっている遊園地です。
ヨーロッパの遊園地ってどうなの?
オランダに住み始めてからよく聞く単語「エフテリング」。
それが遊園地であることは知っていましたが、この5年、行こうと思わなかったんですよね。実は。なぜなら、
正直、あまり期待していませんでした(汗)
というのも、日本にはディズニーランドを始めとして様々なテーマパークがあります。息子たちが小さい頃よく行った後楽園(トッキュウジャー最高っ!)や富士急ハイランド(絶叫系ではなく、機関車トーマスのイベントで行ったことあります)、若かりし頃に行ったユニバーサルスタジオジャパン(今はハリーポッターやマリオもある!?)、と上げたらキリがありません。
そしてそのどれもがとても楽しい場所で、デートでも家族でも、なんなら一人ででも過ごせる場所。最高の1日にしてくれる場所です。
で、僕はニュージーランドに7年滞在していたのですが、ニュージーランドにも遊園地はありました。でもそこは、日本のテーマパークと比べてはいけないテーマパークです。(個人的感想)。
確かに楽しめるといえば楽しめましたが、正直、日本にあるテーマパークに比べると・・・・刺激が足りません。。。。
だから、エフテリングに行くことは躊躇していました。期待はずれだったらどうしよう・・・そこに1日費やすのも勿体無い・・・決して安い入場料ではない・・・(大人1人約5600円)
でも、せっかくオランダにいるんだし、一回は行っておこう!と今回行くことにしました。
実際に行ってみたら
超楽しかったです!
期待を大きく裏切ってくれました!
事前にオランダ人同僚や友達、また在蘭邦人の方々に聞いて事前情報を得てはいましたが、どうもあまり期待できない(先入観強い僕です)。
でも、実際に行ってみたらとても楽しくって、1日思いっきりはしゃいで過ごしました。
エフテリングのテーマ
おとぎ話をテーマにした遊園地で、日本でも広く知られているグリム童話(7匹の子やぎ・赤ずきんちゃん・裸の王様など)やディズニー映画に出てくるお話(ラップンツェルなど)、オランダやヨーロッパに伝わるお話がテーマになっています。
アトラクションが苦手な人や、まだ多くの乗り物に乗れない小さいお子さん向けに、このおとぎ話の世界に入れるエリア(Sprookjesbos:おとぎの森)があります。
また園内をぐるっと回れる蒸気機関車(Stoomtrein)やメリーゴーランド(僕が確認しただけで3つはありました)、シアター系のものや、ディズニーでいう It’s a small worldのような、世界を回るアトラクションもありました。
絶叫系は?
もちろん絶叫系も多々あります!
ジェットコースターやバイキング、水に飛び込む系のアトラクションやお化け屋敷のようなものなど・・・絶叫系が好きな方が存分に楽しめると思います。
が!
僕は乗っていません。
若い頃はよく乗って楽しんでいたのですが、30歳を迎えたあたりから急にダメになりました・・・・。高所恐怖症も重なり、スピードがあるものはもう全く楽しめません・・・・。
ということで、今回は2チームに分かれて行動しました。絶叫系を乗り尽くす奥さんとJr2、そして平和に(笑)過ごすトントンとJr。
今回の動画では僕は一切絶叫系に乗っていませんので、かなり平和な映像となっているかと思います。
飲食物の持ち込み可!?
個人的にこの遊園地の驚くべきところは、飲食物の持ち込みが可能であること。
普通に考えると、飲食物は物販と同じで、園の収益にするために持ち込み不可な場所が多いですよね。そして、これもまた普通?だとは思うんですが、園内の飲食物は割と高い。
もちろんそこでしか食べられないものや、ロゴやキャラクターが入ったボトルだったり・・・付加価値があってそこそこの値段がしますよね。
ところがこのエフテリング。飲食物の持ち込みが可能であることも驚きですが、園内の飲食物、並びにお土産物も決して高くはないのです!
お菓子や飲み物を持って行きましたが、値段に逆の意味で驚いて、躊躇なくホットドッグ買っちゃいました。しかも美味!
このあたりがオランダで愛され続けている理由なのかもしれません。
まとめ
おとぎ話がテーマだからといって決して子供騙しではなく、どの年代も楽しめる素晴らしい遊園地でした。古くからずっと続いて今もなお運営されている理由が分かりました。
オランダで伝わる話やヨーロッパに伝わる話などは僕は知らないので新鮮でしたが、知ってるお話が出てきた時はワクワクしました。
また、僕らが行ったのは2022年5月28日でしたが、この時開設工事しているエリアがありましたので、これからますますおとぎの国が広がっていくようです!た楽しみですね!
おとぎの国でありながら、オランダらしさをすごく感じる園で、子供が遊べるエリアもたくさんありましたし、草っ原では寝っ転がってる人たちもいました。この光景はオランダ各地で見られる普通の様子。多分、僕の知っているテーマパークでは芝生等々に入って座るなんてことは禁止されていたと思います。
オランダに慣れていたからこそ?かもしれませんが、とても居心地のいい遊園地でした。
新しく開園するであろうエリアも楽しみですので、また機会があれば訪れたいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!